2010年08月27日

東京都の最低賃金は30円上げ~初の800円台

東京労働局は都内の2010年度の最低賃金(時給換算)を30円引き上げ、821円とすることを決めました。初めて800円を上回ることになります。適用は10月24日から。引き上げ額が30円以上になるのは1977年度以来ですが、生活保護の水準よりは未だ10円低い状態です。

 同局によると、現在都内で時給821円を下回る労働者は約5万3千人だということです。最低賃金の引き上げは、労働者の待遇改善効果につながる一方、労働者を雇う中小企業などの人件費負担が増す可能性があります。

 他の都道府県はまだ審議会が労働局に答申している段階ですが、新潟県681円(12円引き上げ)、岐阜706円(10円引き上げ)、京都府749円(20円引き上げ)、香川県664円(12円引き上げ)、福岡県691―692円(11~12円引き上げ)などが検討されているようです。








同じカテゴリー(雇用)の記事

Posted by coda at 08:00│Comments(0)雇用
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。