2010年03月03日

システム不備で介護保険料などの修正にミス

小田原市は26日、介護保険と後期高齢者医療保険の08年度分保険料で、延べ470人分を誤ったと発表しました。市が委託した民間業者によるデータ送信プログラムの設計ミスが原因で、2008年度の介護保険料と後期高齢者医療保険料の修正作業が正しく行われていなかったといいます。所得の増減に伴って増減すべき保険料額が変更されていませんでした。正しい額より多く通知した人には還付通知書など、少なく通知した人には不足分支払いを求める納付書を出します。

 市によると、09年7月に算定システムの一部を更新。470人は、同月から10年1月に前年分の所得を修正した人の一部。保険料は、前年分の所得に基づく課税額に応じて決まりますが、この人たちについては所得を修正しても課税額や保険料が更新されていませんでした。保険料に関し9日に60歳代の男性市民から問い合わせがあり、確認した際にシステムの不備が分かりました。

 還付対象者は31人で最高額は8万4千円、増額対象者は439人で最高額は21万円になるといいます。






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Posted by coda at 08:00│Comments(0)社会
 
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