2009年01月08日

ANA物流基地構想

本日1月8日付沖縄タイムス朝刊一面記事に、県が、ANA(全日空)と協力して、那覇空港を拠点とする物流ネットワークの円滑化を行うことが報じられました。

税制の軽減をはじめとして、輸送コストの削減に向けた取り組みも行われるようです。

私は、4年以上にわたって、物流の現場に携わってきましたから、物流の円滑化は是非とも実現して欲しいと思います。

離島も含む沖縄は、人的な輸送面こそ、航空便がかなり浸透していますが、物流面に関して言えば、まだまだ、船舶が主流であると思われます。
これは、輸送コストの面からの理由が大きいのですが、残念ながら、迅速性に欠けるという大きなマイナスがあります。

また、県内での物の動きに関して言うと、空港や港から消費者までの流れも、残念ながら、スムーズでない現状もあります。

あくまで、個人的な意見ですが、物流において、あまりに委託・請負等の細分化が進みすぎて、かえって非効率的になっていると思われます。

また、非正規雇用の割合も高いように思われますが、各企業がコスト削減を強いられるあまり、その負担が現場担当者に過度にかかる傾向もあります。

その影響として、正確で迅速な物流を妨げているとも考えられます。

県の構想では、県外の企業誘致も行われるそうですが、以上のような現状にも目を向けて、改善してほしいものです。



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Posted by coda at 07:26│Comments(2)労働
この記事へのコメント
お邪魔します。
ん~、どっかで何かを抑えればどっかで負担がかかりますね
もう一回ゼロから考えたらどうかね~
と思うこのごろでした。
いろいろ考える機会をありがとうございます・
ブログを通しての出会いに感謝です。
ありがとうございます。

ブログにも遊びにきてね。
Posted by おくちゃんおくちゃん at 2009年01月08日 12:26
おくちゃんさん、ありがとうございます。

現在の、雇用問題は、すぐに答え出る問題ではないですよね。
ただ、かえって、今は、良い機会なのでしょうね。
今後の、雇用のあり方を考えるという意味で。

おくちゃんさんのブログにもお邪魔しますね。
ではまた。
Posted by codacoda at 2009年01月08日 17:54
 
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