2010年06月16日

「心の病」による労災申請が急増

職場でのストレスが原因によって、うつ病などの精神疾患になり、2009年度に労災
認定となった人は234人に上ることが、14日発表された厚生労働省のまとめでわかり
ました。精神疾患による労災申請者は1136人(前年度比209人増)となり、過去最多と
なる1000人を突破しました。

また、自殺の認定は前年度より3人減り63人となりましたが、同省は「精神障害で病
院にかかる人が増えたこともあり、依然として高い水準」としています。

年代別では、20~40歳代が全体の約8割を占めており、理由別では「仕事の量・質
の変化」の80人が最多となっています。

厚労省は「不況で職場内の人間関係が悪化しており、パワハラなどのトラブルに敏
感になっていることも要因の一つ」と、労災申請者の急増について分析しています。





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