2010年04月05日

「石綿で肺がん死」で遺族が会社を提訴

給排水配管工事の現場監督で、肺がん死した男性(当時59歳)の妻(51)ら遺族3人が、アスベスト(石綿)に対する安全配慮をしていなかったとして、勤務先の会社(東京都港区)を相手取り、約8500万円の損害賠償を求める訴訟を地裁に起こしました。

遺族側は、石綿を含む配管や保温材を切断する際に出る粉じんを吸い込み、「会社は石綿の危険性を認識できたのに、マスクの着用など安全配慮をしなかった」と訴えています。

男性は80年に同社に入社し、工事の現場監督として勤務していましたが、05年10月、肺がんと診断されて退職し、06年11月に労災認定され、06年12月死亡しました。







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Posted by coda at 08:00│Comments(0)労働
 
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