2009年06月04日

年金法案、実質審議入り

基礎年金の国庫負担割合を現行の3分の1強から2分の1に引き上げる国民年金法改正案が2日、参議院の厚生労働委員会で実質審議入りしました。参議院で過半数を握る野党は徹底審議を求めていますが、今国会会期の7月28日までの延長が1日に固まったことで、国民年金法等改正案は、今国会で成立する見通しとなりました。

 2010年度までの2年間は国庫負担割合の引き上げに必要な財源を財政投融資特別会計の「埋蔵金」でまかない、11年度以降は税制の抜本改革で対応するというのが、この改正案の柱です。16日で衆院通過から60日となり、与党による衆院再可決が可能となっています。

年金問題に関しては、もっと根本的な検討が必要になってきているとも思われるところです。







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Posted by coda at 08:24│Comments(0)年金
 
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