2009年04月20日

労働基準監督署への申し立て増加

雇用状況の悪化にともない、労働基準監督署に不服を申し立てる労働者が増えています。

解雇や賃金の不払いなどを不満とするケースが多く、2008年の申し立て件数は4万弱と、1955年以来、53年ぶりの高水準となったようです。


賃金不払いの場合は、経営不振の企業で数ヶ月間辛抱して働き、最後に申し立てる労働者が目立っているそうです。
また、解雇の場合は、解雇に至る手続きが不十分な企業が多いようです。30日以上前の解雇予告通知や解雇予告手当等、手続き自体を知らない企業の増加が数値を押し上げられていると見られています。


厚生労働省も、申し立て件数の増加を受け、正確な実態の把握につとめ、不当な解雇や賃金の未払いなどに対する監視を強化するとしています。






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Posted by coda at 08:06│Comments(2)雇用
この記事へのコメント
夜遅くからコメントすみません…
会社名は伏せますが、昔働いていた会社では残業代は一切認めてもらう事は出来ませんでした。普通に15時間ぐらい毎日仕事で残業代をだしたら基本給の倍は給料もらえてたはず。
経営者の立場も分かりますが、正直者が馬鹿をみる世の中は嫌ですね。
Posted by サイガ族 at 2009年04月20日 23:46
サイガ族さん、コメントありがとうございます。

サイガ族さんも、なかなか大変な経験をされているようですね。

私も、「正直者が馬鹿をみる」というのは、1番イヤな言葉です。
でも、現実には、結構、そのような事例がたくさんあったりするものですよね。

なかなか解決とはいかなくても、何かはしていきたいものだと思う今日この頃です。
Posted by codacoda at 2009年04月21日 07:53
 
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