2009年01月03日

人口の減少

人口の減少


日本の人口減少が2年続いているようです。
人口が減少するというのは、わかりやすくいうと、死亡率が出生率を上回るということになるかと思います。
本来は、「移民」という要素もあろうかと思いますが、現状の日本では、積極的に受け入れているわけではありませんので、死亡率と出生率でおおまかには判断できます。

厚生労働省でも、「少子高齢化の傾向は今後も続き、人口減少のマイナスは拡大する」と見ているようです。

これは、なかなか大きな問題ではないかと思います。

特に、雇用不安がある現状を目の当たりにすると、「今後は一体どうなってしまうのだろう?」と思わずにはいられません。

人口減少ということは、労働力人口も減少していくということにもつながる問題だからです。
もちろん、年齢を重ねてからも、働く能力があり、意欲がある人は働けるという環境作りも大事であることは言うまでもありません。しかし、人口が減ることは、働く人も減っていく可能性が高いということは、言えるかと思います。

そして、労働力が減少するということは、高齢化社会を支える年金にも大きな影響を及ぼす問題でもあります。
年金財政は、現役で働く人の納める保険料が中心となって支えられるわけですから。

人口減問題から検討すべき課題は、数多く存在するかと思われます。子育て、介護、教育、年金等々。
また、経済界を中心に、「移民の積極的受け入れ」が検討されているようです。
「移民受けいれ」の賛否はともかくとして、社会で安心して働ける環境を作ること。まずは、ここから始まるような気がします。



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Posted by coda at 08:56│Comments(0)労働
 
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